京香抄では、和紙、墨、檜を
用いた手しごとの作品を通して、
日本の美意識や季節の彩りを
表現しています。

結 YUI  
固く結ばれほどけない水引「あわじ結び」のように、人と人、心と心、喜びや良い縁を結ぶ願いを込めています。
桜  SAKURA
日本の春の訪れとともに咲き誇る桜は、儚さと華やかさの象徴です。移ろいゆく美しい瞬間を愛でる日本の感性を表現しています。
鶴 TSURU
長寿や健康、平和への祈りを象徴する折り鶴。空高く舞う折り鶴に祈りと希望を込めています。
富士  FUJI
日本の象徴、富士山の雄大な姿に末永い繁栄と吉兆の願いを込めています。
稚児  CHIGO
いぬやねこを思わせる愛らしい姿に、家族や大切な人との温もりと絆を込めています。

雫 SHIZUKU −宵の始まり 
暮れゆく空に零れるひとしずくのように、清らかで落ち着いた光。昼と夜のはざまに息づく美を清酒に模して表現しました。
煌 KIRAMEKI  −宴の華やぎ
宵のまんなか、賑わいと喜びがきらめく時間を映し出した華やかな光。集う人々の喜びや幸せを祝う瞬間を祝酒に模して表現しました。
霞 KASUMI −夜更けの静寂
夜を包む霞のような白く柔らかな光。静寂と余白を感じながら、一日の終わりに心を休める時間を濁り酒に模して表現しました。